
賃貸で畳は本当に住みやすい?メリットとデメリットを整理 畳の賃貸を選ぶ前に知るべきポイントを解説
賃貸住宅で「畳のある部屋」を選ぶべきか、フローリングだけの部屋にするべきか。
悩んでいる方は意外と多いのではないでしょうか。
実は、畳にはクッション性や断熱性といった大きなメリットがある一方で、カビやダニ、へたりなど賃貸ならではのデメリットもあります。
そこで今回は、「賃貸 畳のメリットとデメリットとは?」をテーマに、単身者からファミリーまで役立つポイントを整理して解説します。
読み進めていただくことで、自分や家族の暮らし方に畳の部屋が合うのかどうか、具体的にイメージできるはずです。
これから賃貸探しを始める方も、すでに候補物件がある方も、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸で畳の部屋を選ぶメリットとは?
畳の大きな特長は、ほどよいクッション性と断熱性にあります。
い草や畳床の層が衝撃を吸収するため、フローリングに比べて転倒時のけがのリスクを抑えやすいとされています。
また、畳は空気を含んだ構造をしており、床からの冷えを和らげる効果があると指摘されています。
そのため、素足で過ごすことが多い賃貸住宅では、年間を通じて足元がひんやりしにくい点がメリットです。
さらに、畳は防音面でも優れているといわれています。
柔らかい床材は足音などの軽い衝撃音を吸収しやすく、階下や隣室への音の伝わり方を軽減する効果が期待できます。
特に、小さなお子さまが走り回ったり、物を落としたりしやすい家庭では、畳のクッション性が暮らしの安心感につながります。
同じ賃貸住宅でも、床材の違いによって生活音の感じ方が変わる点を知っておくと安心です。
日常生活の快適さという点では、「そのまま横になれる」ことも畳ならではの魅力です。
畳の上は適度な硬さと柔らかさがあり、昼寝やごろ寝、子どもの遊び場、ストレッチのスペースなど、多目的に使いやすいと紹介されています。
床に直接座ったり、寝転んだりしやすいため、くつろぎの場を広く確保しやすいのも利点です。
ふとんを敷いて寝られるので、ベッドを置かずに済み、限られた賃貸の居室をゆったり使える場合もあります。
| メリットの種類 | 具体的な内容 | 賃貸での活かし方 |
|---|---|---|
| クッション性 | 転倒時の衝撃緩和 | 子どもの遊び場に活用 |
| 断熱性 | 足元のひんやり軽減 | 素足で快適な室内環境 |
| 居心地の良さ | ごろ寝やくつろぎ空間 | ふとん利用で空間を有効活用 |
| 和の雰囲気 | 落ち着いた室内の印象 | シンプルな和風インテリア |
また、畳には独特の香りや質感があり、和の雰囲気を楽しめる点も評価されています。
青々とした畳は視覚的にも落ち着きを与え、木製家具やシンプルなインテリアとも合わせやすいとされています。
壁や天井の色を選ばず調和しやすいため、賃貸でも工事をせずに「和のくつろぎ空間」をつくりたい人には魅力的です。
このように、畳は機能性とインテリア性の両面から、賃貸であえて選ぶ理由になり得る床材といえます。
賃貸で畳のデメリットと注意したい点
賃貸住宅で畳のある部屋を選ぶ際には、まず畳特有の劣化リスクを知っておくことが大切です。
代表的なものとして、長年の使用によるへたりや、直射日光による日焼け・変色が挙げられます。
さらに、畳は湿気を含みやすいため、換気や除湿が不十分だとカビやダニが発生しやすいと指摘されています。
賃貸では入居中の手入れが不十分だと、衛生面の問題に加えて、退去時の負担にも影響する可能性があります。
次に注意したいのが、家具や生活用品による畳の傷みと原状回復費用との関係です。
畳表は比較的やわらかく、重い家具を長期間置くと深いへこみ跡が残ったり、キャスター付きの椅子をそのまま使うと削れや傷の原因になったりするとされています。
国や自治体のガイドラインでは、通常の使用によるへこみなどは貸主負担とされる一方、キャスターによる深い傷や水漏れを放置して生じたカビなどは入居者負担になり得ると示されています。
そのため、畳の上でキャスターを使う際は保護マットを敷くなど、日頃から傷を防ぐ工夫が重要です。
また、生活スタイルによっては、畳ならではの不便さを感じる人もいます。
畳は掃除機をかける際に目に沿って丁寧に動かす必要があり、フローリングと比べて掃除に手間がかかると感じる場合があります。
さらに、湿気や汚れが残ったままだと、独特のニオイが気になったり、ダニやハウスダストがアレルギー症状の一因になったりする可能性も指摘されています。
こまめな掃除や換気が負担になりそうな方や、アレルギー体質の方は、自分の体質や暮らし方と畳の性質が合うかどうかを慎重に検討する必要があります。

画像:イメージ図
| 畳の劣化リスク | 原状回復の注意点 | 生活スタイル上の不便さ |
|---|---|---|
| へたり・日焼けの進行 | 家具跡やキャスター傷 | 掃除に時間がかかりやすい |
| 湿気によるカビ・ダニ | 水濡れ放置による変色 | ニオイ残りやすい傾向 |
| 汚れやシミの定着 | 過失分は入居者負担 | アレルギー症状への影響 |
賃貸で畳のある部屋に住む前に確認したいポイント
まず確認したいのは、畳の素材の違いです。
代表的なものとして、天然のい草を使った畳、和紙をこより状にして編んだ和紙畳、樹脂を主原料とした樹脂系畳があります。
い草はほどよい弾力と独特の香りが魅力ですが、日焼けや傷みに弱い面があります。
一方で、和紙畳や樹脂系畳は色あせや摩耗に強く、カビやダニが発生しにくいとされており、賃貸住宅でも新素材の畳が採用される例が増えています。
次に、カビ対策の観点から室内環境をチェックすることが大切です。
畳は湿気を吸放出する性質がある一方で、過度な湿気や結露が続くとカビの原因になります。
そのため、日当たりの具合や窓の位置、風通しの良さ、結露しやすい窓ガラスやサッシの有無などを内見時に確認しておきましょう。
また、室内に洗濯物を干すことが多い場合は、除湿器や換気扇の有無もあわせて確認しておくと、入居後のカビ対策がしやすくなります。
さらに、入居前から家具の配置計画を考えておくと、畳を長持ちさせやすくなります。
ベッドやタンスなど重量のある家具は、脚の下にキズ防止パッドを敷くことで、畳のへこみや傷を軽減しやすくなります。
また、ラグや薄手のマットを部分的に敷くと、歩行の多い場所の摩耗を防ぎつつ、畳の見た目も保ちやすくなります。
ただし、ラグを敷きっぱなしにすると湿気がこもりやすいため、定期的にめくって換気をすることも忘れないようにしたいところです。
| 確認項目 | 見るポイント | 注意したい点 |
|---|---|---|
| 畳の素材 | い草か新素材か | 耐久性と手入れ方法 |
| 室内環境 | 日当たりと風通し | 結露や湿気のたまりやすさ |
| 家具配置 | 重い家具の位置 | 脚部保護とラグの使い方 |
畳の賃貸が向いている人・向かない人の見極め方
まず、畳のある賃貸が向いているのは、子育て世帯や在宅時間が長い人といわれています。
畳は衝撃を和らげる性質があり、転倒時のけがを軽減しやすいと指摘されています。
また、床に直接座ったり横になったりしやすいため、家で過ごす時間が長い人ほど、畳の柔らかさや温かみを実感しやすいとされています。
さらに、い草の香りや落ち着いた色合いが心身のリラックスにつながるという調査結果もあり、くつろぎ重視の暮らしと相性が良いといえます。
一方で、畳のデメリットを受けやすい人の傾向も、あらかじめ知っておくことが大切です。
たとえば、ダニやほこりに敏感なアレルギー体質の人は、畳の目や内部にたまるハウスダストが症状を悪化させるおそれがあるため、こまめな掃除や換気を負担に感じやすいとされています。
また、掃除機がけや拭き掃除などの手入れが苦手な人、忙しくて掃除の頻度が少なくなりがちな人は、カビやダニの発生リスクが高まりやすく、畳の維持管理が負担になりやすい傾向があります。
さらに、飲み物をよくこぼす、ペットを室内で自由に歩かせるといった生活スタイルの場合、シミや傷が付きやすく、退去時の原状回復費用につながる可能性も高くなります。
そのため、自分に畳の賃貸が合うかどうかを判断する際には、日頃の暮らし方を具体的に振り返ることが重要です。
例えば、床に座って過ごす時間が長いか、子どもが室内で走り回ることが多いか、布団で寝るかベッドで寝るか、といった点を整理すると、畳のメリットをどれだけ享受できるかが見えやすくなります。
あわせて、自分や家族のアレルギーの有無、掃除に割ける時間、湿気がこもりやすい生活習慣がないかなどを確認することで、畳のデメリットをどの程度許容できるかを把握できます。
こうした点を踏まえて、畳のある賃貸を選ぶかどうかを比較検討すると、入居後のギャップを減らしやすくなります。
| 項目 | チェック内容 | 畳との相性目安 |
|---|---|---|
| 家での過ごし方 | 床に座る時間・在宅時間 | 長いほど畳の快適さ実感 |
| 健康面 | アレルギーや喘息の有無 | 症状ある場合は慎重検討 |
| 掃除習慣 | 掃除頻度や換気のしやすさ | 頻繁にできれば畳向き |
| 暮らしの癖 | 飲食の場所やペットの有無 | 汚れ多い場合は要保護対策 |
まとめ
賃貸で畳のある部屋を選ぶかどうかは、暮らし方との相性を見極めることが大切です。
クッション性や断熱性、ごろ寝のしやすさなどは大きな魅力ですが、へたりやカビ、家具跡といったデメリットもあります。
畳の種類や日当たり・換気などの環境、家具配置や掃除のしやすさを入居前から確認しておきましょう。
自分や家族のライフスタイルを整理したうえで、畳のメリットを活かせるかを検討してみてください。
迷ったときは、具体的な暮らしのイメージを一緒に整理しながら物件選びを進めることをおすすめします。
弊社、株式会社ハウジングエイトでは、長年、ひたちなか市、那珂市の、賃貸物件を多数取り扱っております。
少なくなってきておりますが、畳のお部屋もございますので、
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